ワールドカップ2014で大活躍し、最も評価を上げた選手はコロンビア代表のハメス・ロドリゲスだろう。
ハメス・ロドリゲスは、2013-2014シーズン開幕前、ポルトガルのFCポルトからフランスのASモナコへ4500万ユーロ(62億円)で移籍し、話題をさらった選手だ。
そのASモナコでは、チームをフランスリーグ2位に導き、2014-2015シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。自身もリーグ戦34試合出場9得点という成績を収めている。
大会前からコロンビア代表の10番として注目を浴びていた選手ではあったが、その活躍は世界中のサッカーファンの予想を超えるものだったのではないだろうか。
ワールドカップ2014初戦のギリシャ戦でゴールを挙げると、そこから敗戦するブラジル戦までワールドカップ5試合連続ゴールという離れ業をやってのけた。
惜しくもブラジルの前に敗れ大会を後にしたが、6得点で大会得点王になる可能性が高い。
得点ばかりに目が行きがちだが、ハメス・ロドリゲスが見せた活躍は得点だけではない。
今大会では、攻撃の中心として優れたボールテクニックやボールキープ、ラストパスやクロスの精度など、22歳の若武者はそのポテンシャルの高さを世界に見せつけた。
今や、ハメス・ロドリゲスの市場価値は7000万ユーロ(96億円)にも跳ね上がったとも言われている。
本人はASモナコへの残留を口にしているが、複数のビッグクラブが獲得に動き出しているとの噂が上げっており、レアルマドリードやバルセロナが本気で獲得に動き出したら移籍する可能性は十分にあるだろう。
8月には欧州各国リーグが開幕するが、ワールドカップ2014で一躍ワールドクラスの仲間入りを果たしたハメス・ロドリゲスが、どのクラブでどんなプレーを見せてくれるのか注目したい。
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