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2014年7月9日水曜日

柿谷曜一朗が移籍したFCバーゼルとはどんなクラブか

スイスの名門クラブFCバーゼル
1893年創設の名門クラブ

7月7日、セレッソ大阪は柿谷曜一朗のスイス1部リーグFCバーゼルへの移籍を発表した。

ワールドカップ前から移籍の噂は多く飛び交っていたが、柿谷曜一朗が選んだのはスイスのFCバーゼルだった。

FCバーゼルといえば2005-2006シーズンから3シーズン、元日本代表の中田浩二が所属していたクラブだが、日本のサッカーファンの間ではどんなクラブかあまり知られていないのではないだろうか。

スイスの名門であるFCバーゼルは、リーグ優勝17回、UEFAチャンピオンズリーグの常連クラブだ。
現在、国内リーグでは5連覇を成し遂げており、2012-2013シーズンにはUEFAヨーロッパリーグでベスト4という成績を残している。
もちろん、今季2014-2015シーズンのUEFAチャンピオンズリーグへの出場権も確保している。

現監督はポルトガルの英雄パウロ・ソウザで、現所属メンバーにはヴァレンティン・ストッカーやファビアン・シェアなどのスイス代表ワールドカップ2014メンバー、更には同じくワールドカップ2014メンバーで日本とも対戦したコートジボワール代表のセレイ・ディエやジョバンニ・シオなども在籍する。

以前には、ワールドカップ2014でも活躍したスイス代表のジェルダン・シャチリ(現バイエルン・ミュンヘン)やグラニト・ジャカ(現ボルシアMG)、更にはエジプト代表のモハメド・サラー(現チェルシー)なども在籍していたことから、欧州ビッグクラブのスカウトマンからの視線も熱い。

近年、FCバーゼルは安定した成績や選手の発掘をしており、25分間の出場に終わった失意のワールドカップ2014から飛躍を誓う柿谷曜一朗もその波に乗りたいところだ。

スイス1部スーパーリーグ2014-2015シーズンは、7月19日に開幕する。

2014年7月5日土曜日

サッカー日本代表~新監督候補の紹介

円陣を組む日本代表イレブン
日本代表の新監督は誰になるのか
ワールドカップ2014ブラジル大会を0勝1分2敗で終え、ザッケローニ監督は辞任を表明し、祖国イタリアへ帰国した。

日本サッカー協会は、次のワールドカップ2018ロシア大会を目指す新監督選びに着手した模様だ。
日本代表サポーターの間でも、現在この話題で持ち切りではないだろうか。


そこで現在、噂に上がっている日本代表新監督候補を挙げてみた。

まずは、新監督最有力候補のハビエル・アギーレ55歳(現在フリー)だ。

実績は、メキシコ代表監督としてワールドカップ2002、ワールドカップ2010と過去2度の指揮を取り、2度とも本大会出場、本大会でのベスト16入りを果たしている。

その他には、主にスペインリーグでのクラブ監督を多く務めており、選手時代にはメキシコ代表としてワールドカップ1986にも出場した経歴を持つ。

戦術的には、トータルフットボール(全員攻撃全員守備)を信条としていて、全体をコンパクトに保ちながらハイプレスをかけ、カウンターを仕掛ける堅守速攻型をベースとしている。

人物的には、バスク系メキシコ人で情熱的な性格であり、自分の信条とするサッカーを貫くブレない監督である。一方で情熱的なあまり、選手やサッカー協会と衝突することも過去には見受けられた。

その他の日本代表新監督候補には、ホセ・ペケルマン64歳(現コロンビア代表監督)、オズワルド・オリヴェイラ63歳(現サントスFC監督)、レヴィー・クルピ61歳(現アトレチコ・ミネイロ監督)、ドラガン・ストイコビッチ49歳(現在フリー)などが噂に上がっている。

前日本代表監督のザッケローニは人柄的には申し分のない人物だったが、一方で采配とワールドカップでの経験には疑問符があった。

日本代表新監督は、ここに上がっている人物から選ばれるのか?それとも前回のザッケローニのときのように水面下で意外な人物に交渉しているのか?興味は尽きない。

2014年7月4日金曜日

ワールドカップ2014日本代表~採点と評価

試合後にサポーターへ挨拶する日本代表
ワールドカップ2014日本代表 1分2敗
ワールドカップ2014はベスト8が出揃い、いよいよ終盤戦へと突入するが、日本代表のワールドカップ2014全3試合を振り返り、採点と評価をしてみた。

基準としては、日本代表での立ち位置や持ち合わせている能力を発揮できたか、期待値に対してパフォーマンスはどうだったかを5段階の採点と評価で行った。



GK 川島永嗣 3点
3試合で6失点を喫しているが、ミドルシュートへの反応は良く、多くのピンチを救った。

DF 吉田麻也 3点
持ち味であるフィード能力は発揮できなかったが、守備の際のミスは少なかった。

DF 森重真人 2.5点
見事に初戦のスタメンを勝ち取ったが失点シーンに絡み、その後2試合は出場機会を失った。

DF 今野泰幸 2.5点
相手に寄せるチャレンジを多く見せたが、フィジカルの弱さを露呈した。

DF 内田篤人 3.5点
守備のミスは多少あったものの、運動量と攻撃参加でチームを活気つけた。

DF 長友佑都 2.5点
自慢の運動量は鳴りを潜め、攻撃参加した際も単調なクロスに終始した。守備の際も中途半端なポジショニングが目立った。期待が大きかっただけにもっとやれた気がしてならない。

MF 長谷部誠 3点
多少のミスはあったものの、3試合を通して攻守にバランス良く仕事をしていた。また、キャプテンとして責任感のあるプレーを心掛けていた。

MF 山口蛍 3点
3試合を通して無難に仕事をこなしていた印象だ。しかし、守備の際に相手への寄せの甘さが若干目立ってしまった。

MF 遠藤保仁 3点
1戦目と2戦目に途中出場したが、監督の期待に応えて大きく試合のリズムや流れを変えることは出来なかった。

MF 青山敏弘 3点
自分の持ち味である縦パスを入れる意識は見せたが、効果的なパスは多く見られなかった。

FW 岡崎慎司 2.5点
ハードワークをして守備では貢献したが、得点シーンを除けばあまりにもシュートが少なすぎた。

FW 大久保嘉人 3.5点
若干チームのバランスを崩すプレーをしたが、高いインテンシティを見せ、相手にとって脅威であり続けた。

FW 香川真司 2.5点
不動のレギュラーだったにも関わらず、第2戦目ではスタメン落ちし、プレー面でも空回りが目立った。期待が大きかっただけにもっとやれた気がしてならない。

FW 本田圭佑 3.5点
コンディションが万全ではなく、パスミスやボールロストも目立ったが、1ゴール1アシストと数字の面では最低限の結果は残した。

FW 大迫勇也 2.5点
体を張ったボールキープをしようとしていたが、あまり収まりは良くなかった。

FW 柿谷曜一朗 2.5点
本大会直前でスタメン落ちし、プレー時間は短かったが目立った動きは出来なかった。

2014年7月3日木曜日

ワールドカップ2014日本代表~そのとき何が起こっていたのか

試合前に円陣を組む日本代表イレブン
試合前に円陣を組む日本代表
ワールドカップ2014ブラジルの地で日本代表にそのとき何が起こっていたのか。
これは、ワールドカップ2014グループリーグ初戦のコートジボワール戦のことだ。
多くの解説者やジャーナリストがこのコートジボワール戦の敗戦が今大会の行く末を左右したと語っている。



初戦のコートジボワール戦、そのとき日本代表に何が起こっていたのか。
今大会の日本代表の戦いぶりには、疑問を残したままになっているサポーターも多くいることだろう。

結論から言えば、監督も含めチームの意識がバラバラになっていたということだ。

自分たちのサッカーを追求して形に拘った前線の選手達とザッケローニ監督、形よりもとにかく結果を最優先に考えた守備陣との間でチームの意識はバラバラになってしまった。

前線の選手達は、自分たちが築き上げてきた主導権を握り相手を崩すという形に拘り、ワールドカップの舞台では極めて難易度の高いミッションを実行しようとした。

しかし、ボランチから後ろの選手達はワールドカップの空気に呑まれたのか、初戦だから慎重に
なってしまったのか、引いてブロックを作りゴール中央を固める方向性にシフトした。

様子を見ていたザッケローニ監督は迷った末に前線の選手達と同じ方向性に舵を切ったが、結果的に同じ形での2失点を喫してコートジボワール戦に敗れてしまった。

初戦のコートジボワール戦を落とした後、日本代表の選手達が「自分たちのサッカー」と何度も口にしていたのはチーム内の意識を統一しようとしていたと思われる。

そして、前線の選手達の方向性で意識を統一させて第2戦以降を臨んだが、今度はザッケローニ監督が結果に拘るあまり、「自分たちのサッカー」の形を見失ってしまった。

今大会ワールドカップ2014で起きた出来事は、8年前のワールドカップ2006のときと非常に似ている。
日本代表は、なぜ8年前とまた同じ過ちを犯してしまったのだろうか。